知らないと恥ずかしい? いえいえホントは誰も知りません

 
【担当編集者の新刊おすすめ情報】
 

                           ©️木村智哉

 
 テレビでも活躍中の萩谷麻衣子弁護士と雑談していたときのこと。
 
萩谷「みなさんが使っている用語と、弁護士が使っている用語にけっこう違いがあって、戸惑うことが少なくないんですよ。たとえば被告と被告人……」
 
――「え? 同じじゃないんですか?」
 
萩谷「ぜんぜん違いますよ。『被告』は民事事件で訴えられた人、刑事事件で起訴された人が『被告人』です」
 
 被告は原告とともに民事訴訟の当事者ではありますが、必ずしも犯罪者ではありません。「被告になったから悪人」というわけでもありません。一方の被告人は「罪を犯したと考えられる」から起訴された人です。罪を犯したわけではない人を指す言葉を、犯罪が疑われる人に対して使うことに、驚いてしまったというのです。
 
 ほかにも、こんな“勘違い”が……。
 
 
[犯人――はんにん]
 テレビのニュースでは、アナウンサーが「少女を襲った犯人は、依然として逃走中です」などと言っていたりします。ところがこれ、法律的にいえば間違い。罪を犯した疑いがある段階では、その人はあくまで被疑者で、その後、検察に起訴され、裁判で有罪が確定してはじめて「犯人」になります。
 
[被疑者――ひぎしゃ]
 罪を犯したことが疑われる人は「被疑者」です。テレビ等では「容疑者」が広く使われていますが、法律用語としては基本的に使われません。
 
[社員――しゃいん」
 一般企業に勤めている人のことを「社員」といいますね。でも、法律でいう社員は、かなり意味合いが違います。社団法人の構成者、合資/合名会社や有限会社の出資者、株式会社の株主などのことを指すのです。
 
 
いかがでしょうか? ちょっと法律に興味が湧いてきましたか? なら、萩谷弁護士の著書、小学館新書『知らぬは恥だが役に立つ法律知識』をお読みください。自分と家族を守るための法律の勘所を、2時間でおさえられるはずです!
 

 

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