余命2か月から生還した“普通すぎる”男性の物語とは?

【担当編集者の新刊おすすめ情報】
 

 
 このお話は、都内に住むある30代前半の男性に、著者の中村航さんが長きに渡るインタビューを繰り返し行い、彼の半生を小説として立ち上がらせたものです。
 
 実話を元にしたストーリーは、世に数多あれど、はっきり申しまして、これはちょっと読んだことがないはずです。というか、普通だったら、こういう実話をストーリーにしようとしないのかもしれません。
しかし・・・・・・。逆に、そこにこそ、この小説の魅力は宿っているように思えます。
 
 バカがつくほど単純で、裏がなくて、熱くて、情けなくて、過度にロマンチストで――。
 
 おそらく、この本を手に取る男性読者にとって、必ずどこか少しは身に覚えがあるような、そんな「どこにでもいる普通の男子」の物語に、ある日、余命2か月の診断、という予期せぬ出来事が起こっていきます。
 
 気がつけば、彼と一緒になって、ドキドキしたり、ハラハラしたり、切ない思いになったりして、手に汗握っている自分がいました。
 
 頑張れ、小森谷! しっかりしろ、小森谷! よかったね、小森谷!
 
 まるで年の離れた友人を案じるがごとく――。
 女性読者のみなさんは、そんな小森谷くんを、どうか生温かい目で見守りながら、お読みいただければ幸いです。

(小説にも登場する、茫漠とした表情を浮かべた長身の担当編集者より)

 

 

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