夫婦円満の秘訣は「ひとりの時間」にある!?
角野流「大人の生き方」とは――

 

 

 1990年にTBS開局40周年を記念してスタートした、橋田壽賀子脚本による国民的人気ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」。長年「中華 幸楽」の店主・小島勇を演じてきた、角野卓造。今年69歳の彼は、舞台上で虚血性脳貧血に3度襲われている。虚血性脳貧血は血圧の変化により発症する病気で、重度になると、その場で失神してしまうこともあるという。舞台で演技するにあたっては、テレビなどの収録と違い編集がきかないため、12月25日から28日に新宿の紀伊國屋ホールで上演される「田茂神家の一族」を最後に、舞台に区切りをつけることになった。

 そんな人生の節目に初エッセイ『万事正解』(小学館)を上梓した。そこには「ひとりの時間」をとても大事にしている角野流の生き方が綴られている。

 

「群れるのが好きではない。舞台も店じまいして、ようやくひとりの時間が増えた。その貴重なひとりの時間に、なぜプライベートでもつるむ必要があるのか、私には分からない。私は、時間があればひとりになりたいのだ」(本文より)

 

 妻は同じ文学座の四期先輩の女優、倉野章子。1歳年上で、角野が30歳のときに結婚、来年には結婚40年を迎える。しかし角野は、ひとり居酒屋、ひとり旅、さらにはCDやDVDの収集、プラモデルなど1人で楽しめる趣味を多く持っている。

 

「向こうには向こうの仕事があり、趣味がある。こちらにもこちらの仕事や趣味がある。『ひとり上手』という人種は、相手に干渉しない。お互いにお互いの『ひとりの時間』を尊重する」(本文より)

 

 「ひとりの時間」が多ければ多いほどすれ違いそうなものだが喧嘩は少ないという。実際、結婚40年を迎えるということは、夫婦円満を持続する秘訣があるということだ。この本にはそのヒントがつまっている。

 

 

購入はこちら

 

 

 

小学館

定価  :本体1,200+税

発売日 :2017/12/13