自著を語る3
新里 碧
『アプリ婚
お見合いアプリで出会って
1年で婚約→結婚しました』

2018.11

 

お見合いアプリで結婚、
は怖くない!

 はじめまして、新里(にっさと) (みどり)です。現在三十四歳で、昨年二〇一七年二月に結婚をしたのですが、出会いはなんと、iPhoneのお見合いアプリでした。
 お見合いアプリで出会ったと話すと「それって、出会い系みたいなもの? 危なくないの?」とよく言われます。ここ一年くらいで「私の知り合いにも、お見合いアプリで結婚した人いるよ」という声も増えてきた実感がありますが、まだまだ「ネットで知らない人と知り合うこと=危険」という認識が大多数かと思います。私も実際、始めるまではそうでした。
 今から約五年前、残業の合間に会社の同期と夜ごはんを食べに行った時、お見合いアプリを薦められたのが運命の分かれ道でした。薦められた当初は「出会い系みたいで怖いし、そこまでしなくても……」と思い、いつもの世間話のようにスルーするつもりでした。
 が、「最近友達がこのアプリで彼氏ができたんだよ! にっさとも今すぐ登録しなよ!」と、いつになく強気な同期の姿勢に押され、しぶしぶ登録したのでした。
 実際にお見合いアプリを始めてから、右往左往しながら手探りで“アプリ婚活”をした体験談と、“アプリ婚活”のちょっとしたハウツーをまとめたのがこの本です。
「お見合いアプリで結婚したぞ!」と友人たちに公言してからというもの、「プロフィールってどうやって書けばいいの?」「初めて男性に会った時って、どんな感じだった?」とこっそり相談されることが多くなりました。自分の体験を基に、毎回こと細かに説明をしていたのですが、「こんなことならば、いっそどこかで連載をしたい!」と思っていた矢先、小学館の運営する“働く堅実女子のお悩み解決サイト Suits WOMAN”の編集者さんと知り合い、連載をさせていただくことになりました。
 一年半ほどの連載を通して、婚活中の当時の自分を振り返ったり、婚活中の友人にインタビューをしたりする中で、実感したことがあります。ユーザーが増えているとはいえ、まだお見合いアプリを使っていることを周囲の友人に気軽に相談できない人、興味はあるけれどあと一歩が踏み出せない人が多いということです。お見合いアプリを始めようと思って、ネットで調べてみると、不安を(あお)るようなネガティブな記事ばかりが目にとまり(私の連載もネット媒体ですが……)やっぱりやめようと思いとどまってしまう。そんな人の背中をそっと押して、悩んだ時には友人のように相談にのってくれるような本にしたいと思いました。
 婚活中の私は半ば諦めにも近い“いじけモード”になっていました。
 どんどんそれが加速し、“自分に合った人に出会いたかった”はずが、いつしか“結婚をしなくちゃいけない”という思い込みにすり替わってしまいました。
 モテる為に自分の好みとは違う服を買ってみたり、本当の自分を隠したり……仕事の忙しさと比例するように、私の婚活はどんどん空回りしていきました。
 合コンや飲み会ではうまくいかなかった私ですが、お見合いアプリに関してはちょっとしたポイント(テクニックというよりももう少し気軽な方法)があることに気がつきました。私の“お見合いアプリ遍歴”もマンガでご紹介しています。
「お見合いアプリって、ちょっと怖い」と思っている方や、男性の方、お子さんが婚活中の親御さんにも是非オススメです!

 

 


『アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました
新里碧/著 
定価:本体1,000円+税
小学館・刊
A5判 128ページ
大好評発売中
ISBN 978-4-09-388641-3

 
 
 

 
 
 
 


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