今は亡き人たちによる絵、彫刻、やきもの……。
現代にあって、それらを手にすることは、見ぬ世の人たちと向き合うことだ。
欧米から明治以降に伝わった「美術」の言葉や概念を離れ、美に内包される「死」の存在に分け入る。
そこに見えてくるのは、「美術」以前の日本の感性と、時代を超えた普遍的な「ヒト」の姿だ。

第6回